INFO
築年数:102年
面積:151.00m²
居住者:その他
費用:289万円
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壁の塗装が緑色で印象の強い内装でした。
築100年になるその木造建築は当時から姿を変えず、城下町の景観の一部として継承され続けてきました。その一階部分に新たに洋食店を開業させるため、この100歳の古民家にふさわしいインテリアに空間をアップデートしたいとのご要望をいただきました。床や天井、彫刻欄間など長い年月を得て美しくエイジングされた木材に馴染むよう、濃い緑色が施されていた壁には聚楽壁を彷彿させるような色合いを塗装。通りに面した建物に程良く屋外照明を取り付けることで、アイキャッチとして効果を発揮。暗い夜道に辺りを照らす明かりにもなるため、町や人を温かく見守るような灯台の機能まで果たすようになりました。地域に寄り添い続けるこの建物に敬意を持ったリフォームが行えました。