INFO
築年数:23年
面積:75.40m²
居住者:ファミリー
費用:650万円
MENU
新築で入居して21年、お子さんの成長や生活スタイルの変化とともに、暮らしに間取りが合わなくなって来たと感じていたOさん夫妻。ご主人が経営されている珈琲焙煎所『青空豆店』の店舗内装をお手伝いさせていただいたご縁で、ご自宅リノベーションのご相談をいただきました。昔ながらの和室のある間取りを、今と将来の生活の変化を見据えて、フレキシブルに対応できる住まいへリノベーションしました。 “子ども部屋を分割したい”というご希望でしたが、岩田のプランはまったく違うアイデアでした。注目したのはうまく機能していなかった和室の存在。リビング隣接の和室を無くすことで、ワークスペースとロフト付き子ども部屋をつくり、リビングも広く快適にできるプランです。
ご要望のその先を考えたプラン設計が大切です。 「実は他社にも同じ要望でプラン出してもらって。でも出てきたプランは子ども部屋の分割バリエーション止まり、必要ない用途のスペース提案もあって、余計にお金がかかるような内容だったり…。岩田さんプランの方が全然よかった。考え方自体が違ったよね。」とOさん。 「子ども部屋の分割は、将来の用途が難しくなり、お住いの資産価値のプラス面がなくおすすめできませんでした。“リビングを快適にしたい”も叶えつつ、独立した部屋をつくった方がいいと思いました。」と岩田。今だけでなく、お子さんの独立や転居などで売却を考える場合など、ずっと先の先まで考えてのご提案です。 「工事中、引っ越ししなくて済んだのも大きかった。」とOさん。ご家族はそれぞれのご実家で暮らし、物はそのまま工事しない部屋に入れておくことで、仮住まい費用が別途発生しませんでした。お金の掛け方のメリハリが大切です。