高級感のあるオシャレなリビングの作り方と施工事例5選
著者:HAGS編集部
自分の家のリビングを高級感のあるオシャレなリビングにしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
リビングは、家族が最も集まる場所であり、お客様を招き入れる場所でもあります。家づくりをするなら、こだわりのあるリビングを作りたいですよね。
そこで、ここでは高級感のあるオシャレなリビングの作り方の解説と、リノベーションでの施工事例をご紹介します。
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高級感のあるオシャレなリビングの作り方
高級感のあるオシャレなリビングを作りたいなら、以下のような点に注目して設計・コーディネートしましょう。
- 空間を広く取って開放感を意識する
- シンプルな家具で揃える
- インテリアテイストを決める
- 配色はシンプルにまとめる
- 抜け感を意識して圧迫感を出さない
それぞれのポイントについて説明していきます。
空間を広く取って開放感を意識する
高級ホテルのような格調高くてオシャレなリビングを作りたいなら、広々と開放感のある空間を意識しましょう。リビングをできるだけ広く取ったり、大きな窓を設置したりすることで、開放感のある空間演出が可能です。
ただし、リノベーションやリフォームのようにリビングの広さがすでに決まっている場合、それを広くするというのは難しいことです。
こんな時は、ロータイプのソファなど背の低い家具を揃えるようにしましょう。
背の高い家具だと圧迫感が出てしまいますが、人の視界を遮らない背の低い家具で揃えると、実際の部屋よりも広く感じられます。
シンプルな家具で揃える
高級感のあるリビングにするなら、生活感があまり感じられないシンプルな家具で揃えるのがおすすめです。直線的なデザインやダークカラーの家具を選ぶと、シックで落ち着いたリビングになります。
また、家具を揃える場合は、素材や色を統一させることを意識しましょう。
たとえば、濃いめの木目調のローテーブルを採用したいなら、テレビボードなども同じ色で揃えてください。異なる色の木目調の家具を同じ部屋に使うと、色が多すぎてごちゃごちゃした印象になってしまうので注意してください。
インテリアテイストを決める
リビングをコーディネートする際は目指すインテリアテイストを決めるようにしましょう。高級感のあるオシャレなリビングにしたい場合は、モダンインテリアをおすすめします。
モダンインテリアは、都会的でラグジュアリーな雰囲気とシンプルで落ち着いた雰囲気が感じられるので、洗練された高級感を出したいならぴったりのテイストです。
配色はシンプルにまとめる
高級感のあるオシャレで洗練されたリビングを作りたいなら、配色はシンプルなものでまとめるようにしましょう。色は多用せずに同じ系統の色でまとめる方がすっきりとまとまります。配色に悩む場合は、黒や白、グレーなどのモノクロカラーを使うとまとめやすいです。
黒や白、グレーは色調のばらつきが出にくいので、これらの色で揃えると高級ホテルのような洗練された空間を作れます。
抜け感を意識して圧迫感を出さない
高級感のあるオシャレなリビングにするなら、抜け感も意識しましょう。
大きな家具や背の高い家具ばかり配置すると、通路が塞がってしまい圧迫感を感じて窮屈な印象になります。
余白を意識して適切な大きさの家具を選んだり、開放感を意識して背の低い家具を配置したりしましょう。
また、細い金属フレームの家具や透明感のある家具を使って視線が遠くまで届くようにして抜け感を表現するのもおすすめです。広いリビングという印象が強くなり、圧迫感のない気持ちの良い空間づくりができます。
高級感のあるオシャレなリビングの施工事例5選
大人になった我が家と暮らし。受験を迎える前にリノベーション。
真っ白な壁紙と、同じトーンの色で揃えられた木目の家具がバランスよく配置されたリビングです。テレビの下に大容量の収納があり、そこに生活感の出るものを全て収納しているため、とてもスッキリと生活感の感じられない空間となっています。
ソファの背面にはルーバーが取り付けられており、ちょっとした目隠しになっているだけでなく、空間にメリハリが生まれています。
キッチンとワークスペース。2つのアイランド
天井もテレビボードも真っ白に統一し、床も白木をチョイスすることで、明るいリビングになっています。白は膨張色でもあるため、実際の広さよりも空間が広く感じられます。
背の高いソファが置かれていますが、圧迫感の感じにくい無地の薄いグレー色なので、窮屈さは感じられません。
デザイン性を追求して完成したホテルライクなお住まい。生活感を出さない工夫も随所に
スケルトンの階段を中心に、キッチン・ダイニングとリビングの空間が分けられている間取りです。石目調の床によってリビング全体に高級感が感じられます。
家具はブラックやグレーなどのモノクロで統一されているので、洗練された印象も感じられます。大きな窓から見える木々がアクセントとなってとても爽やかな雰囲気が出ていますね。
リゾートは、都市に作る。別荘新時代
間接照明に照らされた壁一面のウッドパネルが印象的なリビングです。間接照明によって、空間に奥行きが感じられます。書斎スペースのデスクやチェア、ソファは全てシックな黒で統一されています。床が薄い石目調なので、家具がリビングのアクセントになっています。
シックな空間に、鮮やかなグリーンの観葉植物を複数飾ることで、爽やかさも演出しています。
湘南に佇む古民家
リビングと和室を隔てる障子付きの建具が印象的です。濃いめのフローリングとテレビボードによってシックで落ち着いた雰囲気が演出されています。
建具や天井の梁も濃い色が使われているため、窮屈さが出ないようにソファは薄い茶色を採用。脚のないロータイプのソファなので、圧迫感がありません。
まとめ
高級感のあるオシャレなリビングを作るためには、開放感を意識し、シンプルな配色にするなどいくつかポイントがあります。
これらのポイントを生かすことで、限られた空間でも生活感の感じられない素敵なリビングを設計・コーディネートできます。
これまで解説したことや施工事例を参考に、自分の目指すインテリアテイストで、高級感のあるオシャレなリビングを作ってみてはいかがでしょうか。
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