築48年、72㎡のヴィンテージマンション。懐かしさを感じるパーケットのフローリングも味がありました。縦に伸びる3LDKの物件で、リビングからバルコニーへのアクセスがない間取りでした。家族の寝室や収納を十分にとりつつ、リビングへの採光とバルコニーへのアクセスルートが確保できる正方形型のLDKにすることが課題でした。将来を見据えつつも、つくりこみすぎない間取りにフルリノベーションすることで、開放的で広々としたリビングを実現しました。
「自分たちの暮らし方にフィットするリノベがイイね!」最初からそう決めていたE様。がらりと変わった近年のおうち時間に加えて、これから先、家族が増えた時にも対応できるよう「現在と未来へのフレキシブル」を両立させたニュースタンダードな住まいを目指しました。 LDK南面窓辺には、リビングの気配を感じられながらも仕事に集中できるワークスペースを造作しました。グリーンハンキングできるよう頭上にはアイアン吊りハンガーを設置。日当たりも良く、気持ちいの良いスペースでリモートワークも捗ります。 「家族がお風呂に入っている最中でも身支度できるように」E様の生活習慣と衛生面を重視して、洗面は廊下へ配置しました。帰って5秒で手洗い・うがいができる、#withCORONA時代ならではの間取りへ。ベビーカーを押して入れる広い土間には、ご主人待望の靴&帽子のコレクション収納を造作し、筋トレ用に懸垂バーを設置。毎日お風呂前の懸垂習慣で、おうち時間中の減量に成功! LDKの室内窓で区切られたスペースは、将来子供部屋として独立した部屋にできる想定で設計し、現在はキッズスペースとして使用しています。W.I.Cは作り込まず、収納家具を利用することで、将来家族が増えても部屋として使用できるよう、間取りに可変性を持たせました。LDK全体を見渡せるキッチンから、いつまでもずっとお子様の成長を見守れます。