高級感のあるオシャレなバスルームの作り方と施工事例5選

著者:HAGS編集部

1日の疲れを癒すバスルーム。新築やリノベーションでとことんこだわったバスルームを作りたいという方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは高級感のあるオシャレなバスルームの作り方と実際の施工事例をご紹介します。

どんなバスルームにするかイメージが固まっていない方、高級感のあるバスルームを作るにはどうした良いかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

高級感のあるオシャレなバスルームの作り方

モダンなバスルーム2

まずは、高級感のあるオシャレなバスルームの作り方をご紹介します。

  • どのようなバスルームにしたいかイメージを決める
  • 予算を設定する
  • 浴槽の形・素材を選ぶ
  • 窓の位置・サイズを決める
  • 照明で雰囲気作りをする
  • 収納を工夫する

それぞれのポイントについて見ていきましょう。

どのようなバスルームにしたいかイメージを決める

まずは、どのようなバスルームを作りたいのかをイメージしましょう。

SNSや画像検索サイト、インテリア雑誌を参考にし、自分の好みのバスルームの写真を探してみましょう。

高級感のあるオシャレなバスルームなら、「モダンインテリア」や「ホテルライク」「ラグジュアリー」などのテイストがぴったりです。その中から特に気に入ったものを自分の家のバスルームの完成系とし、バスルームの空間づくりに取り掛かりましょう。

目指すデザインが決まっていると、迷った時にその写真を見ながら参考にできるのでバスルーム全体に統一感のあるコーディネートを組めます。

予算を設定する

新築やリノベーションでは、とことんこだわればこだわった分だけオシャレなバスルームを作ることが可能です。しかし、理想を全て実現させようとすると、高額な費用がかかります。あらかじめ予算を設定し、その設定した予算内でできるバスルームを考えるようにしましょう。

また、絶対に譲れない部分と、妥協するポイントを決めておくのも大切です。予算オーバーした時に、どの部分を削れば良いかを決める参考になります。

浴槽の形・素材を選ぶ

浴槽には、ラウンド型と呼ばれる曲線を多用した形のものや、直線で構成されたスクエア型など、様々なものがあります。ラウンド型なら優しいイメージ、直線型なら都会的なイメージが感じられます。どちらが理想のバスルームの雰囲気に合うのかを想像して選びましょう。

また、バスルーム内に使う素材の選び方によって雰囲気も一変します。たとえば、床に大判タイルを使ってインダストリアルな雰囲気を演出したり、バスルーム全体にひのきを使って和風テイストにしたりすることもできます。

窓の位置・サイズを決める

窓の位置やサイズによってバスルームの雰囲気も変わってきます。大きな窓をつければ開放感のある明るいバスルームが作れます。ただ、その場合、外から見えないように目隠しをつけたり、冬は寒さ対策をしたりしないといけません。

窓の位置に関しては、窓を設置する目的によって決める必要があります。

風通しのためなのか、外の景色を見たいのかによって大きく変わってきます。また、窓枠の色によっても空間のイメージが変わります。アクセントにするのか、バスルームの壁の色と馴染むものにするのか、目標とするテイストに合う色を選びましょう。

照明で雰囲気作りをする

照明は選ぶ色によって雰囲気がガラッと変わります。オレンジ色の電球色だとリラックスした雰囲気が感じられ、白色の昼光色なら明るく爽やかな印象になります。

間接照明を採用してラグジュアリーな高級感のある雰囲気にするのも良いでしょう。

様々な雰囲気を楽しみたい方は、光の調整ができる調光機能と光の色を調節できる調色機能のある照明を選ぶのがおすすめです。

収納を工夫する

バスルームはシャンプーやボディソープなど生活感が出やすい場所でもあります。ユニットバスの場合、あらかじめ既製品の棚を取り付けることができるので必要最低限のものが置けるように棚を設置するようにしましょう。

ただ、棚に汚れが溜まってお手入れが大変、という方もいるのではないでしょうか。

最近では、お手入れを楽にするために棚をつけずに、マグネットや吸盤を壁にくっつけて浮かす収納を採用している方もいます。

浮かす収納であれば、掃除の手間も大きく軽減できるのでとても便利です。

また、シャンプーやトリートメントなどのボトルも、浮かせるタイプのものがあるので全てデザインを統一すればオシャレな雰囲気を演出できます。

高級感のあるオシャレなバスルームの施工事例5選

モダンなバスルーム3

ここからは、高級感のあるオシャレなバスルームの施工事例をご紹介します。

モノトーンカラーdeニューヨークスタイル

正栄産業バスルーム
事例提供:正栄産業株式会社

モノトーンで統一されたシックなバスルームです。床と壁には大判のタイルが使われ、カウンターと浴槽は黒、浴槽の内側だけは白にすることでバスルーム全体のアクセントとなっています。このバスルームには窓がない代わりに、FIXの内窓が取り付けられているので、広々と開放感が感じられます。

白と黒の家

KITIバスルーム
事例提供:株式会社KITI

床も壁も浴槽も真っ白なバスルームです。

カウンターや棚など一切設置されておらず、見た目が非常にスッキリしていますね。黒のハンドルとシャワーがアクセントになっています。バスルームで使用するボディーソープやシャンプーは、入浴の際に持って入るように習慣づければ、このバスルームのように生活感の全く感じられない高級感のあるバスルームを作ることも可能です。

築40年の古民家を今の暮らしに合わせた和モダンリノベ

アップルホームバスルーム
事例提供:株式会社アップルホーム

石目調の壁が全面に貼られた高級感のあるバスルームです。黒の手すりやカウンターがアクセントとなっており、浴槽の白が爽やかさを演出しています。大きな窓からは外の光が入ってくるので明るさと開放感が感じられますね。

Works raita

リボーンキューブバスルーム
事例提供:リボーンキューブ

壁全面に細かいタイルが貼られた浴槽です。このタイルはLDKにも採用されており、お施主様がとても気に入っているタイルデザインであることが伺えます。他ではあまり見ないような個性的な雰囲気が感じられるバスルームではないでしょうか。

One’s final abode

フレッシュハウスバスルーム
事例提供:フレッシュハウス

濃い木目調を全面に使ったバスルームです。明かり取りと風通しのための窓があることで、バスルーム全体がとても明るいです。照明にはオレンジ色の電球色が使われており、リラックスした雰囲気も楽しめます。

まとめ

モダンなバスルーム4

こだわればこだわった分だけ快適なバスルームを作ることができます。ただ、こだわりすぎると予算オーバーしてしまうため、あらかじめ予算を決めた上でプランを考えるようにしましょう。

最初に、どのようなバスルームにしたいかイメージを決めておくと、そのイメージを目指したデザインを実現することが可能です。これまで解説したことを参考に、理想のバスルーム作りをしてみてくださいね。